内容説明
ルター×マクルーハン、スポーツヒーロー×エロスなどをメディアという視点で結び合わせ切り裂く、注目の論者、初の邦訳論集。
目次
序論に代えて 精神の集祷―マルチメディアと注意散逸の形而上学について
第1部 テクストvsパーソナリティ(マクルーハンでルターを読む―聖なる象徴のメディア論と記号論;情報源としての人間 ほか)
第2部 アナログvsゲヴァルト(時空のゲヴァルト―クライストの光学メディアと戦争劇;メディア・パテティカー―ヴァーグナーとジーバーベルク ほか)
第3部 ディジタルvsエロチシズム(カット編集された法廷―チャウシェスク裁判;テレビ・スポーツのエロチシズム―日常的ヒーロー伝説をウォッチングする ほか)
著者等紹介
シュナイダー,マンフレート[シュナイダー,マンフレート][Schneider,Manfred]
1944年生まれ。ルール大学(ボーフム)教授(文学メディア・美学)
前田良三[マエダリョウゾウ]
立教大学文学部教授(ドイツ文学・文化)
原克[ハラカツミ]
立教大学文学部教授(ドイツ文学・文化)
高木葉子[タカギヨウコ]
早稲田大学教育学部非常勤講師(ドイツ語)
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