出版社内容情報
日本のマイノリティー言語はどのような地位におかれているのか? 小さな言語が消えてゆくのは「自然」か? 英語が世界の共通語となれば、それでよいのか? 「言語権」という視点がひらく、あたらしい権利の地平。
内容説明
すべての言語は、十分な発展を可能にする条件を享受すべきである―。日本のマイノリティ言語(朝鮮語、アイヌ語…)はどのような地位におかれているのか?グローバル化の進むなか、小さな言語が消えてゆくのは「自然」なのか?英語が世界の共通語となれば、それでよいのだろうか?「言語権」という視点がひらく、あたらしい権利の地平。ことばの共生を考えるために。
目次
第1部 シンポジウム―人権としての言語~言語権の思想と実践(ヨーロッパの少数言語と言語権;アイヌ語復興の現状について;在日朝鮮人の言語状況と民族語使用権 ほか)
第2部 論文編(ヨーロッパにおける言語と国家;言語的不正と言語権;言語政策の新しいパラダイムに向けて ほか)
第3部 資料編(世界人権宣言〔抜粋〕;国際人権規約〔抜粋〕;民族的又は種族的、宗教的及び言語的少数者に属する者の権利に関する宣言(マイノリティ権利宣言) ほか)
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