内容説明
討論なしに民主主義はありえない。哲学者・竹内芳郎と「討論塾」塾員たちが天皇制・人権・「平和憲法」・戦後補償・マルクス主義などをめぐって真の討論を模索した10年の軌跡。
目次
1 理念とその実践(討論塾開設に向けて;討論塾・塾則;塾報からの断章)
2 挫折とその教訓(第一次事務局を担ったXA氏らの場合;第二次事務局を担ったXG氏の場合;第四次事務局を担ったYB氏の場合)
3 主題とその深化(天皇制(教)論
「平和憲法」再考
マルクス主義論 ほか)
4 時代認識(現代民主主義をめぐって;沖縄問題について;比較文明論から見た現代文明の課題 ほか)