ナチス・ドイツ―ある近代の社会史 ナチ支配下の「ふつうの人びと」の日常

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ナチス・ドイツ―ある近代の社会史 ナチ支配下の「ふつうの人びと」の日常

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  • サイズ B6判/ページ数 439,/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784883030040
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0022

内容説明

日常史の視点からナチズムを検証し、近代の病理としてのナチズムの核心に迫るとともに、近代そのものを問い直す、国際的に高い評価を受けた、ナチズム研究の画期をなす書。ナチ支配下の「ふつうの人びと」の日常を明らかにした、「下」からの社会史。

目次

序論 研究史上の問題についての序論的覚え書
第1部 例外状態下の「日常」(日常史―もうひとつの視点;産業階級社会の危機とナチズムの台頭)
第2部 「民族共同体」と「民族反対派」のはざまで(「ふつうの人びと」の言動の矛盾;総統神話と日常の合意;第3帝国下のさまざまな紛争の領域;ナチ国家の中間層;労働者の日常生活と低抵抗;青少年の動員と不服従;「褐色の革命」か?)
第3部 「民族同胞」と「共同体の異分子」(民族共同体の理念と現実―社会的演出と私的なうけとめ方;秩序とテロル;社会政策としての人種主義;日常生活のアトム化)
テーゼ 近代の病理としてのナチズム、その体験についての13のテーゼ
補論にかえて 日常と野蛮―第3帝国の正常性をめぐって
追補 歴史家論争で、かったのはだれか―歴史家論争は、歴史学がナチ時代を克服するうえで前進なのか、それとも後退なのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すいれん

3
反発、迎合のいろんな面。ポスターや音楽。スウィングが目の敵にされている。「いたるところで忠誠心が試された」という一文の重さ。広く取り上げる分、深く知りたい分野は参考文献に興味が移る。他国の歴史は自国の歴史よりも冷静に見ることができるものなのかも知れないなぁ。2019/05/29

ビタミン

0
★★★☆☆2016/11/22

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