内容説明
商社に勤務する高坂一也は、2年間の地方勤務を終え、やっと本社に戻れたと喜んだのもつかの間、希望する営業ではなく、厚生課に配属されてしまう。そのうえ、遠距離恋愛に耐えられなくなった彼女にも別れを告げられ、失意の日々を過ごしていた。出社前日にふらりと入ったバーで、とても優しい声でギターの弾き語りをしていた青年に心惹かれるが彼はなんと、厚生課の課長―瓜生義人―だった…。ジャズの調べにのせて送る、Softlyな恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たいち
1
地方勤務から帰ったら営業から外されるわ、彼女に振られるわで落ち込む高坂(年下ワンコ攻め)。とある事件で第一線を退いてはいるが切れ者、でも大人で穏やか。夜はバーで弾き語りをしている瓜生課長(ひとまわり上しっかり者美人受け)。かの有名な「Killing Me Softly with His Song」をテーマにした作品。読んでいる間中この曲が脳内ループしていた(笑)。頑張り屋で素直な高坂と落ち着いた大人な瓜生が無自覚にどんどん引かれ合うさまは読んでいてほっこり。お約束な展開だが歌をうまく絡めてあって良かった。2011/09/22
たま
1
★4
アマレットカフェ
0
○初読み作家さん2012/10/05




