内容説明
アリストテレスからニュートン、アインシュタイン、量子力学まで、物理学と天文学における革命は、現代科学が描く宇宙像に基盤を与えた。本書はその歴史を語り、原子から超銀河団にいたる物質の尺度について解説し、アインシュタインの一般相対性理論から宇宙の膨張を説明する諸説を概観する。また、人工衛星による宇宙背景放射の観測がいかに重要であるかを論じ、現在の理論では宇宙に「始まり」があったかどうかについて確かな答えを出せない理由を説明する。
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- 和書
- 異文化研究 〈9〉