内容説明
本書は、日本が資本主義世界市場に包摂された19世紀後半から、現代までの日本貿易の展開過程を概観している。
目次
第1章 日本貿易政策の源流―金子堅太郎の政策構想
第2章 資本主義形成期の日本貿易
第3章 1900‐1920年代の日本貿易
第4章 1930年代から敗戦までの日本貿易
第5章 貿易収支不均衡と国際収支の展開―戦前期を中心に
第6章 高度成長期の日本資本主義と外国貿易
第7章 1970‐80年代の日本貿易
第8章 わが国技術貿易の史的展開
補章(小野先生の学風―昭和39年までの『経済論叢』に見る;小野一一郎先生の日本貿易と国際金融の研究について―2冊の著作を中心に)