封じ込めの形成と変容―ケナン、アチソン、ニッツェとトルーマン政権の冷戦戦略

封じ込めの形成と変容―ケナン、アチソン、ニッツェとトルーマン政権の冷戦戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 374p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882940432
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C1031

目次

第1章 封じ込めの起源
第2章 ケナンの封じ込め構想
第3章 米国の限定的封じ込め政策とケナン構想
第4章 ディーン・アチソン、ケナンと新たな封じ込めの模索
第5章 ポール・ニッツェ、NSC六八の策定と封じ込めの行方
第6章 朝鮮戦争と封じ込めのエスカレーション
第7章 アチソン・ニッツェ主導の封じ込めの発展
第8章 アチソン・ニッツェ主導の封じ込めの帰結

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わび

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ケナン、アチソン、ニッツェという3人の重要な政策立案者のソ連に対する脅威認識の分析を通じてトルーマン政権期の封じ込め政策を描く研究書。斬新な像を提示するものではないが、政策文書の分析を中心とした実証的な研究である。ケナンは「長文電報」とX論文を通じて時代の寵児となるが、当初から他の政策担当者との間に認識の差が存在していたという指摘は興味深い。また、アメリカの分裂的な政治制度への批判が高じて、ケナンが権威主義的な政府を理想と考えていたことには驚いた。2018/06/30

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