筒井康隆コレクション〈6〉美藝公

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筒井康隆コレクション〈6〉美藝公

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  • サイズ B6判/ページ数 607p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784882934783
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

日本最大の産業が映画だったなら……華やかでロマン溢れる世界を描いた表題作ほか長篇1冊、単行本未収録の短篇やエッセイを併録。

筒井康隆[ツツイヤスタカ]
筒井 康隆(つつい・やすたか)/1934年、大阪生まれ。同志社大学文学部卒。工芸社勤務を経て、デザインスタジオ<ヌル>を設立。60年、SF同人誌「NULL」を発刊、同誌1号に発表の処女作「お助け」が江戸川乱歩に認められ、「宝石」8月号に転載された。65年、上京し専業作家となる。以後、ナンセンスなスラップスティックを中心として、精力的にSF作品を発表。81年、「虚人たち」で第9回泉鏡花賞、87年、「夢の木坂分岐点」で第23回谷崎潤一郎賞、89年、「ヨッパ谷への降下」で第16回川端康成賞、92年、「朝のガスパール」で第12回日本SF大賞、2000年、「わたしのグランパ」で第51回読売文学賞を、それぞれ受賞。02年、紫綬褒章受章。10年、第58回菊池寛賞受賞。他に「時をかける少女」、「七瀬」シリーズ三部作、「虚航船団」、「文学部唯野教授」など傑作多数。現在はホリプロに所属し、俳優としても活躍している。

日下三蔵[クサカサンゾウ]
日下三蔵(くさか・さんぞう)/1968年神奈川県生まれ。出版芸術社勤務を経て、SF・ミステリ評論家、フリー編集者として活動。架空の全集を作るというコンセプトのブックガイド『日本SF全集・総解説』(早川書房)の姉妹企画として、本アンソロジー『日本SF全集』を編纂する。 編著『天城一の密室犯罪学教程』(日本評論社)は第5回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を受賞。その他の著書に『ミステリ交差点』(本の雑誌社)、主な編著に、《中村雅楽探偵全集》(創元推理文庫)、《山田風太郎忍法帖短篇全集》(ちくま文庫)、《都筑道夫少年小説コレクション》(本の雑誌社)などがある。

内容説明

日本最大の産業が映画という世界を描いた「美藝公」北海道にソ連軍が攻めてきた―!?「歌と饒舌の戦記」ほか実験的小説「上下左右」(イラスト:真鍋博)や「クラリネット言語」など貴重な短篇やエッセイを併録。表題作に横尾忠則の美麗イラストを再録した豪華選集!

目次

1 美藝公
2 歌と饒舌の戦記
3 単行本&文庫未収録短篇(ひずみ;“未完稿”マルクス・エンゲルスの中共珍道中;上下左右;佐藤栄作とノーベル賞;クラリネット言語)
4 単行本&文庫未収録エッセイ(ヤング・ソシオロジー(抄)
おれは野次馬(抄)
集積回路(抄)
正気と狂気の間―精神病院ルポ
大阪万博ルポ)

著者等紹介

筒井康隆[ツツイヤスタカ]
1934年、大阪生まれ。同志社大学文学部卒。工芸社勤務を経て、デザインスタジオ“ヌル”を設立。65年、上京し専業作家となる。以後、ナンセンスなスラップスティックを中心として、精力的にSF作品を発表。81年、「虚人たち」で第9回泉鏡花賞、87年、「夢の木坂分岐点」で第23回谷崎潤一郎賞、89年、「ヨッパ谷への降下」で第16回川端康成賞、92年、「朝のガスパール」で第12回日本SF大賞、00年、「わたしのグランパ」で第51回読売文学賞を、それぞれ受賞。02年、紫綬褒章受章。10年、第58回菊池寛賞受賞。現在は俳優としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちろく

24
紹介していただいた本。戦後の日本が映画を中心とし発展していった架空の世を描いた作品、美藝公。映画が一番であり何よりも大切とされる価値観の中で問われる、経済という位置づけ。コロナ禍に揺れる現実の世が、何が大切なのか?と問われているからこそ、この作品のメッセージ性が、テーゼともアンチテーゼとも受け取れ重く、そして興味深かった。2021/04/29

渡邊利道

2
『美藝公』は、単行本と比べてサイズが小さいのでより「資料」っぽく見えるのが面白かった。この本は何と行ってもクラリネット言語が懐かしくもやっぱり意味不明で続きが気になってしょうがない。精神病院ルポや大阪万博ルポは、多彩な文体で着実に注文をこなす感じが毎度のことながらプロだなあと感心させられる。一応ある程度時系列に沿って読みたいのでここでは『歌と饒舌の戦記』は後にとっておく。2017/08/07

耳クソ

1
とりあえず今よりかは楽しい時代であることは間違いないので、半世紀前の若者たちはどうか安心してほしい。2021/01/30

shuha

1
「美藝公」の魅力を確認。こんなに面白い作品だったっけ! 文明を見事に切っており、今も色褪せない。 「歌と饒舌の戦記」は、以前は面白く読んだのだが、あれあれ?という印象。筒井氏は気に入っているようだが。2018/10/18

Tadashi Kawamura

0
PARTⅢ、PARTⅣのみ2018/11/06

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