内容説明
壊滅的打撃を受けた宮城県女川町と、存続の危機に立ったコバルトーレ女川。救援活動に取り組み、チームの活動停止後もボランティアに務めた選手たち。GMとして選手の生活のために奔走しながら、新聞を避難所に無料配布し続けた地元新聞社の社長。社員を解雇することなく社業を立て直し、クラブを支援し続けたスポンサー。町の復興をスポーツにかけ、一億円をかけての競技場改修を決断した町長。「地域とともに生きる」の理念のもと、サッカーを中心に1つとなった町が、日本のスポーツ界に新たな道筋を示す。
目次
1 多くを失った町からのリスタート
2 地域のために生きる―GM・近江弘一の戦い
3 残った者、戻ってきた者―それぞれの一年間
4 理念を貫いたスポンサー―株式会社高政・高橋正典社長の覚悟
5 こういう時だからこそサッカーを続けてほしかった―女川町商工会青年部元部長・鈴木康仁の勇気
6 被災地に勇気と元気を―活動再開
7 町を思う気持ちはいつまでも変わらない―現役を現れることになっても
8 100年続くクラブへ―須田善明女川町長・近江弘一GMが描く未来
著者等紹介
佐藤拓也[サトウタクヤ]
1977年、北海道生まれ。フリーライター。青山学院大学卒業後、一般企業に就職するも、1年で退社。ライターを目指すために日本ジャーナリスト専門学校に入学。卒業後、横浜FCのオフィシャルライターとして活動をスタートする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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