内容説明
目標の頂点は世界。大分県が一つとなって挑戦。西川、梅崎、清武、東ら日本代表を続々と輩出し続ける大分トリニータ・ユース。地方の決して裕福とは言えないクラブの試行錯誤の歩み、地域に根ざした育成の取り組み。九州の育成年代からシニアまで幅広く取材している、現地在住の著者だからこそ描ける、現場に密着したドキュメント。
目次
いま、夢が実を結び始めた(大分県が一つになって育てあげた逸材)
1 トリニータ・アカデミーの誕生(コーチが運転手・審判・グッズ担当をかけもち;トリニータの黒歴史―0‐21での敗戦 ほか)
2 環境と指導方法―才能を伸ばすために、才能を見逃さないために(次々に更新される最年少出場記録;才能の開花を見逃さないために、見守り続ける ほか)
3 地域との軋轢から連携へ(アカデミー支部の立ち上げ―新たな奮闘の始まり;明らかになった、地域指導者との意識の違い ほか)
4 大分から世界へ羽ばたく選手を育てる(アカデミーを通じて地域に深く関わり、クラブの再建を目指す;強化育成部の設置―トップと育成の連携を強化 ほか)
著者等紹介
ひぐらしひなつ[ヒグラシヒナツ]
大分県中津市出身。サッカーライター。九州を拠点に育成年代からシニアまで幅広く取材。2007年より大分トリニータオフィシャル誌で執筆し、2012年よりサッカー新聞「エルゴラッソ」の大分トリニータ担当記者となる。他に、国見高校サッカー部後援会誌など多彩なメディアで執筆する傍ら、サッカー振興のため町クラブの広報に関わるアドバイスなども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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merinido7
Yuki Nishida
あや