内容説明
幕末の豪商の一人娘・千代は、漂着したオランダ人の子を身籠る。以来150年、「異人の血」を継ぐ谷村家一族の軌跡を綴る、池内祥三文学奨励賞受賞の歴史巨編。
著者等紹介
中野玲子[ナカノレイコ]
1929年、東京・下高井戸生まれ。43年成女学園高等女学校に入学、44年中退。87年、朝日カルチャーセンター・海渡英祐教室で約五年間小説の勉強をする。90年、ノンフィクション作家宇佐美承氏に師事。02年、同作により第三十三回池内祥三文学奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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