新・異世界分岐点

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784882933045
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

日常と隣り合わせの奇妙な世界に足を踏み入れた6人の主人公たちになにが起こったか。

著者等紹介

眉村卓[マユムラタク]
1934年、大阪に生まれる。大阪大学経済学部卒。耐火煉瓦会社勤務の傍ら、SF同人誌「宇宙塵」に参加。61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストに投じた「下級アイデアマン」が佳作入賞し、デビュー。63年、いわゆる日本SF作家第一世代の中で最も早く、処女長編「燃える傾斜」刊行。その後コピーライターを経て、65年より専業作家になる。企業社会と個人の関係をテーマにしたインサイダー文学論を唱え、サラリーマンを描いた作品を書き続ける一方、ショートショートやジュニアSFでも健筆をふるい、絶大な人気を博す。71年、未来の管理社会を描いたインサイダーSFの集大成ともいうべき『司政官』シリーズを開始。79年、その長編第一作『消滅の光輪』で第7回泉鏡花文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukision

5
それほど読書をしていなかった子供時代でも名前は知っていて作品のいくつかは読んだことがあった眉村卓さん。懐かしさから手に取ったが,子供のころに感じた不思議な世界観がよみがえってきて楽しめた。2018/12/27

ophiuchi

5
著者の年齢(1934年生)に伴う変化を意識せざるをえないファンタジー集。ずっと以前によく読んでいた人だけに感慨があります。2011/06/16

horuso

3
短編集。前半は1989年の異世界分岐点からの再録、後半は近作(といってもかなり前だが)からなる。中高生の頃、眉村卓のインサイダーSFを好んで読んでいた。司政官シリーズは何度読み返したかしれないが、「あの真珠色の朝を…」『思いあがりの夏」等の短編も、エッセイも大好きだった。以前、奥さんに関連して久しぶりに名前を聞いたときは触れなかったが、しばらくぶりに氏の作品を読んでとてもなつかしかった。昔も今も眉村卓の小説はぼくの道しるべだ。中学生にとって中年の主人公がそうだったのと同じく、今は氏の老境小説が身にしみる。2021/01/01

ちゃーりー

3
たくさん読んだ眉村卓、これも異世界感いっぱい。ちょっと現実から離れてみたい、そんな気持ちの本です。2017/01/20

wakamoto1215

2
中学生の頃「ねらわれた学園」を読んですぐにファンになりました。でも町に1件しかない田舎の本屋では眉村さんの本は短編が2冊くらいしかなくてそれを読んでしまうともう読むのがなくなってしまい、その短編集を何度も読み返していました。あれから35年、図書館をブラブラしていると懐かしい名前を発見。すぐに手にとって読んでみるとあの頃の記憶が蘇る金狼wプロフをみたらすごい高齢なのね、なもんで主人公は皆さん高齢、時代は昭和、時代遅れ感はあるけどキラリと光るセンスもありやっぱり読んでよかった眉村さん。ねらわれた学園再読したい2017/03/25

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