内容説明
お馴染み「人形佐七捕物帳」シリーズの春陽文庫版全集未収録作品集第二弾には、円熟の境に達した戦後の短篇十五篇を一挙に収録!百八十篇に及ぶ連作の掉尾を飾る力作「江戸名所図会」、「新青年」時代からの盟友である水谷準のキャラクター・瓢庵先生が友情出演する「影右衛門」等に加えて、単行本初収録の超レア作品「お高祖頭巾の女」「女祈祷師」「番太郎殺し」「熊の見世物」の四篇を収めた横溝ファン注目の一冊!颯爽と江戸の町を往く佐七親分の活躍や如何に。
著者等紹介
横溝正史[ヨコミゾセイシ]
明治35年、神戸に生れる。大正10年4月、19歳で処女作「恐ろしき四月馬鹿」を「新青年」に発表。以後、新青年の名編集長として腕をふるい、江戸川乱歩らとともに日本探偵小説黎明期の、中心人物として活躍した。早くから時代小説も手がけ、「人形佐七捕物帳」をはじめとするシリーズが多数ある。昭和8年、作家専業となった直後、喀血して闘病生活を余儀なくされるが、「鬼火」「真珠郎」など鬼気せまる作品を次々と発表、みごとに再起をはたす。戦後いちはやく『本陣殺人事件』の連載を開始し、昭和23年、同作品で第一回日本探偵作家クラブ賞を受賞した。昭和20年代から30年代にかけて、『獄門島』『八つ墓村』『悪魔の手毬唄』等、金田一耕助の活躍する本格推理小説を数多く発表、昭和40年代に入ってしばらく沈黙するが、40年代後半、旧作の文庫化、映画化などの影響による爆発的な横溝正史ブームに応え、『病院坂の首縊りの家』『悪霊島』等の新作を発表した。昭和56年、79歳で他界するが、60年間の作家生活の最後まで、新作の構想を練っていた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




