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Zの神話―国産乗用車を愛した職人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784882932116
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

外車専門の修理工場で、初めて自動車に触れた高橋幸介は、生涯一整備工で貫く決心をした。縁あってニッサンディーラーに働き場所を得た彼。時代は車を進化させ、世相をも変化させる。彼の実感だった。熟成された時と車は、彼から誇りと同時に仕事も奪った。車検までの三年間、サービス工場に一度も車を持ち込まないユーザーだっているご時世である。彼は、志と違ってしまった世界から去る感覚で、定年を迎えた。だが、神は見捨てなかった。退職の日に出会った瀕死の240Zは、匠(たくみ)の最後の仕事として、充実した刻をくれた。見事に彼女は甦る。そして、日産自動車も不死鳥のように見事な蘇生を見せた。今年、伝説のZカー神話も復活するのだ。

著者等紹介

久保田滋[クボタシゲル]
1937年、旧満州にて出生。北海道札幌東高校卒。青山学院大学中退後、トヨタ系の重整備工場にてフロントマンとして勤務。1963年、東京海上火災が設けた自動車保険損害調査人で保険業界に参入。1972年、独立し一匹狼の特殊調査員として活躍。1991年、KKベストセラーズ『保険金奪取』にてデビュー
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