内容説明
貧しくて靴も買ってもらえなかったミーシャ少年は、やがて南ロシアの片田舎から長い汽車の旅をへてモスクワ大学へ。ライサとの学生結婚、そして地方書記から党の階段を登りつめ、チェルネンコの後を継ぐや、たちまちにして世界中の期待を集めてしまった。彼は今、何をやろうとしているのか?たった1人で世界を変えた男の半生記。
目次
ゴルバチョフの生いたち(南ロシアの片田舎からモスクワへ;大統領への道;ライサ夫人の素顔)
ゴルバチョフの闘い(宿敵エリツィン解任の苦い教訓;保守派の大物リガチョフに差をつける;大統領以前のゴルバチョフの権力)
ゴルバチョフは、どこまで行くのか(ゴルバチョフの“革命的”改革の検証;火中の栗を拾う大統領)
ペレストロイカと市民生活
世界を変えるゴルバチョビズム(ゴルバチョフの「転換の哲学」;ゴルバチョフ革命のテンポ;新しい社会主義の顔「人間的・民主的社会主義」)