内容説明
栃木県が生んだ大作曲家・船村徹に私淑して半世紀。密着取材を許され、誰よりも長く、深く関わった『外弟子』の著者が『ロマンの鬼』の素顔を語る。下野新聞の人気連載企画を書籍化。船村徹のさまざまな語録を集めた『徹語抄』、年譜も収録。
目次
文化勲章の宴・二十九日後の暗転
ああ高野、高野公男よ!
酒と旅・揺らす胸の振り子
美空ひばりは宇宙人だ!
星野哲郎へ、運命のバトンタッチ
「反骨」船村の胸中に深く
「情歌」それぞれの陰に
文化勲章は君がいてこその宝だった
海の男・木村嘉平乱入す
いつも酒、詩人たちと夢のあとさき〔ほか〕
著者等紹介
小西良太郎[コニシリョウタロウ]
1936(昭和11)年、東京・堀切生まれ。疎開先の茨城県立水海道第一高校卒業後、スポーツニッポン新聞社に入社。63(同38)年、音楽担当記者に。文化部部長、取締役編集局長、常務取締役総務労務担当などを歴任。幅広い人脈を持ち、在職中から音楽評論家、音楽プロデューサー、日本レコード大賞審査委員長などとして活躍。プロデュース代表作は「舟唄」「雨の慕情」「夜桜お七」「凍て鶴」など。2000(平成12)年に退職後は舞台俳優を兼ね東宝現代劇75人の会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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