内容説明
毎日を生きていく中では晴れの日もくもりの日もある。学校や家庭、友人や家族との間で起きがちな日常的な出来事を例に挙げ、臨床心理士、カウンセラーの立場から寄り添い応える89の物語。相談室の椅子に腰掛けて、あなたに微笑みかけるような著者の言葉にいつしかあたたかな安心に包まれる―。実例で語るリアルなストーリーが心に響く。
目次
新学期(立ち直り感じ、引継ぎ断る ほか)
家族(「家に三人の先生」母の胸刺した教師の一言 ほか)
心晴れたり くもったり(がんばりと優しさを伝えて ほか)
愛と性(恋人と友達の裏切り―誰も信じられずに自棄的に ほか)
子ども理解(めげない「KY」応援したい ほか)
心の危機(親がまず感情受け止めて ほか)
いじめ・不登校(受験重圧、十一月に起きがち ほか)
父親(特異な名、人生に影響深く ほか)
母と子(「親の秘密」知った少女 ほか)
学校・教師(崩れた信頼関係、悔しさ募る ほか)
著者等紹介
丸山隆[マルヤマタカシ]
昭和18年、栃木県足利市生まれ。昭和41年早稲田大学第1文学部心理学専修卒業。県立高校社会科教員として勤務。現在、(NPO法人)栃木県カウンセリング協会(TCA)理事長、栃木県カウンセリングセンター代表、とちぎユースワークカレッジ学長。臨床心理士、日本カウンセリング学会認定スーパーヴァイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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