内容説明
国際関係(一章)、アジア(二章)、文化(三章)、多言語(四章)、足元の地域(五章)、遠方の地域(六章)、学問の方法(七章)。本書ではこの七つの切り口から、「栃木というローカルな地域において、グローバルかつ普遍的な視点に立つ」宇都宮大学国際学部ならではの視野の深みと広がりが示される。「世界を見る」とはどういうことか?どこからどのように見れば、この世界の複雑さをつかまえることができるのか?―多様に分野の専門家たちが贈る「38講」
目次
戦争と平和に関わる学問とその社会的責任
無くては困るが、ありすぎても困るもの
国連人権理事会の光と影
東アジアの危機を読む
文化の概念と文化相対主義―ミクロネシアのサンゴ環礁の経験から
日韓相互理解のやさしさと難しさ
反日感情を変えた「文学」
日中両国のインターネット事情と異文化理解
台湾という場を知るということ
農民が語る「個人史」から中国現代史を読み解く〔ほか〕
1 ~ 1件/全1件