内容説明
いま、内外から多くの参拝客と観光客を迎える世界遺産「日光の社寺」(栃木県)。しかし、明治維新(1868年)直後は、徳川の聖地だったゆえに、庇護を失い、廃仏毀釈などで、ひっ迫していた。その中、いち早く日光の価値に気づいたのは外交官や旅行者などの碧い眼の外国人であった。彼らは歴史と文化を賞讃し、美しい自然に感動した。そして、日光を広く世界に知らしめた。碧い眼の訪問者が語った日光の魅力を、杉並木から中禅寺湖まで、共にたどってみよう。
目次
第1章 日光と外国人
第2章 登場人物紹介
第3章 杉並木そして神橋
第4章 東照宮
第5章 輪王寺―大猷院・常行堂・三仏堂
第6章 日光聖山―全体の印象
第7章 滞在先
第8章 中禅寺坂
第9章 中禅寺湖1 湖をめぐって
第10章 中禅寺湖2 別荘物語
著者等紹介
井戸桂子[イドケイコ]
東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。放送大学助教授、米国メリーランド大学客員准教授、ジョージタウン大学客員研究員を経て、駒沢女子大学教授。専門は比較文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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