内容説明
よく人生は道にたとえられる。後方を見るのは過去をふりかえることであり、前に進むことは未来の展望につながっている。そう考えるならば、道は“未知”でもある。先人たちは、その道をどんな思いを抱いて歩いていったのだろう。行き着く先に、いったい何を期待していたのだろうか。本書で紹介するのは、それら街道や道に残された物語である。道や街道は歴史の証人であり、一方でその時代の生きざまを反映してきたのだ。
目次
第1章 東山道をゆく
第2章 日光街道をゆく
第3章 奥州街道をゆく
第4章 例幣使街道をゆく
第5章 会津西街道をゆく
第6章 塩原街道をゆく
第7章 水戸街道をゆく
第8章 下野の脇街道をゆく