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内容説明
「やっぱり起こったか」。教育関係者は驚きよりむしろ最悪の事態を予測していたかの声をあげた。県北・黒磯の中学校で男子生徒が女性教師をナイフで刺殺する事件が起きた。白昼、しかも学校内で。キレる子どもたち。立ち尽くす教師たち。学校は信頼をもう一度取り戻せるのか…。県内外に多くの教育者を送り出した著者らが、事件の経過をたどりながら、現代の学校の問題点を探り、今後の学校教育のあるべき姿を提言した。
目次
第1章 事件の発生(事件の発生;事件、その後;宇都宮大学教育学部学生への影響;記者座談会―事件から考える)
第2章 学校の現在(現代の社会と家庭;現代中学生のからだとこころ;受験の重み ほか)
第3章 これからの学校(カウンセリングの活用―効用と限界;あるカウンセラーの実践―稲葉千秋氏の場合;集団教育の場としての学校)