筋骨格系の触診マニュアル―トリガーポイント、関連痛パターンおよびストレッチを用いた治療 (第2版 改訂新版)

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筋骨格系の触診マニュアル―トリガーポイント、関連痛パターンおよびストレッチを用いた治療 (第2版 改訂新版)

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  • サイズ A4変判/ページ数 563p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784882829812
  • NDC分類 493.6
  • Cコード C3047

出版社内容情報

筋骨格系の触診のみならず、トリガーポイント、ストレッチ、徒手療法などの治療を考慮し、触診手順の根拠も記している。本書の対象は、保健医療に携わる全職種(理学療法士、徒手療法士、あんまマッサージ指圧師、鍼灸師、柔道整復師、整体師など)である。



第1部は評価と治療の技法について説明

第2部は、骨、靭帯、関節の具体的な触診方法について、多くの図を用いてわかりやすく説明

第3部は、各筋の触診について説明している。触診手順を段階的に示していることから、触診方法、そしてその触診手順の根拠も記している



本書の特徴は、筋骨格系の触診のみならず、トリガーポイント、ストレッチ、徒手療法などの治療を考慮していること。改訂により、学生のためにより利用しやすいように確認問題、発展問題が追加、ユーザーに分かりやすい説明、統合的な臨床的論理的思考のためのケーススタディ、ストレッチを総合的に確認できる図、セルフケアストレッチの図などが追加された。

触診の仕方についても、非常に詳細に記述されていることから、手順を踏んで行えば、触診および、疼痛、筋緊張などの評価が適切に可能となる。

また、購読者の方のみ対象のオンライン情報を提供。学習ツールとして、筋の正しい触診を実践し知識を高めるオンライン動画がウェブサイトで閲覧できる。

本書にはない「ボーナストラック」もオンライン動画に収録されているので、触診の最新技術も確認できる。

第1部 評価および治療テクニック



第1章:触診入門

触診とは何か?

触診の目的:位置の特定と評価

触診の方法

触診はいつ行うか?

触診の練習方法

第2章:筋触診の技術と理論

序論

筋触診の基本的手技の要点一覧

筋触診の理論

筋触診技術の初歩

筋触診技術の仕上げ

結論

第3章:ドレーピングと基本のマッサージ・ストローク

ドレーピングとは

ドレーピング法

ドレーピング技術一覧

マッサージ・ストローク

タッチの特性

マッサージ・ストローク一覧

第4章:徒手療法士のための身体力学

序論

カテゴリー1:環境設定

カテゴリー2:姿勢

カテゴリー3:マッサージ・ストロークの実践

まとめ

第5章: トリガーポイント(TrP)の解剖学、生理学および治療

トリガーポイントとは何か?

筋節構造

フィラメントの滑り運動メカニズム

TrPの発生:エネルギー危機仮説

中心TrP:エネルギー危機仮説と運動終板機能異常仮説を合わせた統合TrP仮説

中心TrP、索状硬結、および付属TrP

TrPを発生させる一般要因

TrPの影響

サテライトTrPを発生させるキーTrP

TrP関連痛パターン

TrPの位置の特定および治療

第6章:ストレッチ

序論

基本のストレッチ法:静的ストレッチと動的ストレッチ

ピン・アンド・ストレッチ

高度なストレッチ法:

収縮弛緩ストレッチと主動筋収縮ストレッチ

結論





第2部 骨触診および靭帯



第7章:上肢の骨触診と靭帯

セクション1:肩甲帯

セクション2:上腕部と前腕部

セクション3:橈側手根部(舟状骨、大菱形骨)

セクション4:中間手根部(有頭骨、月状骨、小菱形骨)

セクション5:尺側手根部(三角骨、有鉤骨、豆状骨)

セクション6:手根部前面

セクション7:手

セクション8:上肢の靭帯

第8章:体軸の骨触診と靭帯

セクション1:顔

セクション2:頭蓋

セクション3:前頸部

セクション4:後頸部

セクション5:体幹前面

セクション6:体幹後面

セクション7:体軸の靭帯

第9章:下肢の骨触診と靭帯

セクション1:骨盤

セクション2:大腿部と下腿部

セクション3:足内側

セクション4:足外側

セクション5:足背側

セクション6:足底側

セクション7:下肢の靭帯





第3部 筋触診



第10章:肩甲帯筋の触診

僧帽筋

菱形筋

寄り道─上後鋸筋

肩甲挙筋

三角筋後部

棘下筋と小円筋

大円筋

寄り道─広背筋

棘上筋

三角筋前部

肩甲下筋

前鋸筋

大胸筋

小胸筋

鎖骨下筋

早分かりガイド:肩甲帯筋

第11章:頸筋の触診

胸鎖乳突筋(SCM)

寄り道─広頸筋

斜角筋群─背臥位

寄り道─肩甲舌骨筋下腹

頸長筋と頭長筋

寄り道─前頭直筋と外側頭直筋

舌骨筋群

僧帽筋上部

肩甲挙筋

頭板状筋

寄り道─頸板状筋

頭半棘筋

寄り道─頭最長筋、頸半棘筋、頸多裂筋、頸回旋筋

後頭下筋群

早分かりガイド:頸筋

第12章:頭部の筋肉の触診

後頭前頭筋

寄り道─側頭頭頂筋と耳介筋

側頭筋

咬筋

外側翼突筋

内側翼突筋

表情筋

早分かりガイド:頭部の筋

第13章:上腕の筋肉の触診

三角筋

上腕二頭筋

上腕筋

寄り道─腕橈骨筋

烏口腕筋

寄り道─肩甲下筋、広背筋および大円筋の上腕骨付着部

上腕三頭筋

寄り道─肘筋

早分かりガイド:上腕の筋肉

第14章:前腕筋の触診

腕橈骨筋

円回内筋

手関節屈筋群

浅指屈筋と深指屈筋

長母指屈筋

寄り道─方形回内筋

橈骨筋群

総指伸筋と小指伸筋

尺側手根伸筋

回外筋

深層遠位部4筋群

第15章:手の内在筋群の触診

母指球筋群

短母指外転筋(APB)

短母指屈筋(FPB)

母指対立筋(OP)

小指球筋群

小指外転筋(ADMM)

短小指屈筋(FDMM)

小指対立筋(ODM)

寄り道─短掌筋

母指内転筋

虫様筋

掌側骨間筋(PI)

背側骨間筋(DIM)

早分かりガイド:手の内在筋群

第16章:体幹筋の触診

広背筋

寄り道─下後鋸筋(SPI)

寄り道─僧帽筋と菱形筋

脊柱起立筋群

横突棘筋(TS)群

腰方形筋(QL)

棘間筋

寄り道─横突間筋群と肋骨挙筋

外肋間筋と内肋間筋

寄り道─肋下筋と胸横筋

寄り道─前胸部のその他の筋肉

腹直筋

外腹斜筋と内腹斜筋

寄り道─腹横筋

横隔膜

腸腰筋

寄り道─腸腰筋の遠位筋腹および遠位腱

寄り道─小腰筋

早分かりガイド:体幹筋

第17章:骨盤筋の触診

大殿筋

中殿筋

寄り道─小殿筋

梨状筋

大腿方形筋

寄り道─その他の深層外旋筋

早分かりガイド:骨盤筋

第18章:大腿筋の触診

ハムストリングス

寄り道─大内転筋

大腿筋膜張筋(TFL)

縫工筋

寄り道─腸腰筋遠位筋腹および腱

大腿四頭筋群

恥骨筋

長内転筋

寄り道─短内転筋

薄筋

大内転筋

早分かりガイド:大腿部の筋肉

第19章:下腿筋の触診

前脛骨筋

長趾伸筋(EDL)

寄り道─第3腓骨筋

長母趾伸筋(EHL)

長腓骨筋と短腓骨筋

腓腹筋

寄り道─足底筋

ヒラメ筋

膝窩筋

後脛骨筋(TP)、長趾屈筋(FDL)、長母趾屈筋(FHL)

早分かりガイド:下腿部の筋肉

第20章:足の内在筋の触診

短趾伸筋(EDB)と短母趾伸筋(EHB)

背側骨間筋(DIP)

母趾外転筋(ABH)と短母趾屈筋(FHB)

寄り道─母趾内転筋

小趾外転筋(ADMP)と短小趾屈筋(FDMP)

寄り道─虫様筋と底側骨間筋

短趾屈筋(FDB)

寄り道─足底方形筋

早分かりガイド:足の内在筋

索引

ジョセフ・E・マスコリーノ[ジョセフ イー マスコリーノ]
博士。25年以上に渡り、神経筋骨格、筋膜、内臓の解剖学および生理学、運動学、病理学に関する教育に携わっている。徒手および運動療法に関するマスコリーノ博士の論文は、Massage Therapy Journal、Journal of Bodywork and Movement Therapiesなどをはじめとする国内外の雑誌に50 件以上掲載されている。さらに、徒手および運動療法に関する多数のDVDを出版している。同氏は国際的に講義や指導を行っており、世界中で徒手および運動療法に関する継続教育ワークショップを運営している。
テーマとしては、整形外科的評価、治療テクニック、身体力学、死体ラボ、基礎生体力学・運動学などがある。さらにClinical Orthopedic Manual Therapy(COMT:臨床整形徒手療法)の認証を行う。同氏は継続的教育のNCBTMB 公認プロバイダであり、CEU(継続的教育単位)はマッサージ療法士が資格更新のために利用できる。ニューヨーク州立大学ビンガムトン校(ハーパー・カレッジ)で生物学の文学士号を取得。オレゴン州ポートランドのウエスタン・…

丸山 仁司[マルヤマ ヒトシ]
国際医療福祉大学副学長、保健医療学部長。理学療法士資格取得後、東京理科大学大学院工学研究科修了工学修士。理学療法科学学会会長。第10回アジア理学療法学会会長。他の監修書に『からだの構造と機能 ?、?』『 神経筋療法 トリガーポイントマニュアル』『療法士のための体表解剖学』(いずれもガイアブックス)など。

藤田 真樹子[フジタ マキコ]
大阪大学人間科学部人間科学科卒業。他の翻訳書に『エビデンスに基づいた徒手療法』『治療効果をあげるための自動的・他動的ストレッチ』『リンパ浮腫マネジメント』『改訂新訳 英国ボバース講師会議によるボバース概念』(いずれもガイアブックス)など。

内容説明

優れた触診を行うには、指だけでなく脳(心)も使って感じ取ることが必要である。本書は、筋肉と骨の触診だけでなく、トリガーポイントとその関連痛パターン、ストレッチ、個々の筋肉の治療などを詳しく取り上げている。4色で描かれた素晴らしい挿絵とカラー写真に描かれた図で筋肉の触診を示す。確認問題、発展問題、ケーススタディなどを新たに加え、総合的な臨床理論的スキルの獲得とマッサージ療法における触診テクニックの正しい使用へと導く。

目次

第1部 評価および治療テクニック(触診入門;筋触診の技術と理論;ドレーピングと基本のマッサージ・ストローク ほか)
第2部 骨触診および靱帯(上肢の骨触診と靱帯;体軸の骨触診と靱帯;下肢の骨触診と靱帯)
第3部 筋触診(肩甲帯筋の触診;頚筋の触診;頭部の筋肉の触診 ほか)

著者等紹介

マスコリーノ,ジョセフ・E.[マスコリーノ,ジョセフE.] [Muscolino,Joseph E.]
ニューヨーク州立大学ビンガムトン校(ハーパー・カレッジ)で生物学の文学士号を取得。オレゴン州ポートランドのウエスタン・ステーツ・カイロプラクティック大学でカイロプラクティックの博士号を取得し、コネティカット州、ニューヨーク州、カリフォルニア州でライセンスを取得した。コネティカット州で個人医院を30年経営。25年以上に渡り、神経筋骨格、筋膜、内臓の解剖学および生理学、運動学、病理学に関する教育に携わっている

丸山仁司[マルヤマヒトシ]
国際医療福祉大学副学長、保健医療学部長。理学療法士資格取得後、東京理科大学大学院工学研究科修了工学修士。理学療法科学学会会長。第10回アジア理学療法学会会長

藤田真樹子[フジタマキコ]
大阪大学人間科学部人間科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。