内容説明
この一冊で基礎知識から臨床実践まで、整形外科分野を理解できる。症状ごとに必要な評価と治療がわかりやすく記載されている。構造・機能障害にとらわれず、活動、参加までを網羅。臨床場面を想定した評価・治療の流れがよくわかる。解剖学・生理学・運動学といった基礎医学から、整形外科学である臨床医学と理学療法の専門分野までの繋がりが明確。
目次
整形外科系理学療法の特徴
整形外科の主症状
静的症候群(姿勢に関する症候群)と機能障害
構造的な位置異常
関節症
運動器系の弾力性が低下する疾患
炎症性リウマチ性疾患
整形外科手術における理学療法の特徴
関節温存手術
関節置換手術
関節固定術
関節切除手術
著者等紹介
ヒューター‐ベッカー,アンチェ[ヒューターベッカー,アンチェ] [H¨uter‐Becker,Antje]
理学療法士として神経科、神経外科、精神科、リハビリテーション科(四肢まひ、対まひ)に勤務。理学療法の教師となるため専門教育を受け、いくつかの理学療法専門学校で教師を務める。担当科目は神経学、リハビリテーション、専門職論。理学療法の教師のための高度な訓練の場の構築と管理に携わり、そこで講師を務める。担当科目は教授法、教師の職務、専門職論。専門誌『理学療法(Physiotherapie)』の編集長を務めるほか、理学療法関連の教科書の著者や編者としても活躍している
デルケン,メヒトヒルト[デルケン,メヒトヒルト] [D¨olken,Mechthild]
理学療法士(ディプロマ=学位(カレッジ))。ハイデルベルグ大学医学部の病院「Universit¨atsmedizin Mannheim(大学病院マンハイム)」付属の理学療法専門学校に勤務。さらに、社団法人・ドイツ筋骨格系医学協会(DGMSM)で、理学療法士と医師のための徒手療法/徒手医学の上級コースで専門講師を務める。独・ティーメ社の理学療法の教本シリーズの著者や編者としても活躍
守安健児[モリヤスケンジ]
1994年川崎リハビリテーション学院理学療法学部卒業。2007年ドイツ留学ドイツ筋骨格医学会(DGMSM)研修。職歴:1994年~2001年医療法人親仁会米の山病院、みさき病院。2001年~2002年医療法人創和会しげい病院、重井医学研究所附属病院。2002年~2007年岡山医療生活協同組合岡山協立病院。2008年~朝日医療学園朝日リハビリテーション専門学校理学療法学科専任講師。2013年~Movemet Intelligence Okayama主宰
松尾慎[マツオマコト]
1999年国士舘大学体育学部卒業(体育学学士)。2002年岡山健康医療技術専門学校理学療法学科卒業(理学療法士免許取得)。2008年ドイツ留学ドイツ筋骨格医学会(DGMSM)研修。2011年吉備国際大学保健科学研究科修士課程卒業(保健学修士)。職歴:2002年慈彗会亀川病院。2007年朝日医療学園朝日リハビリテーション専門学校理学療法学科専任講師。2012年~平成医療学園宝塚医療大学保健医療学部理学療法学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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