内容説明
私たちを取り巻くさまざまな地形を観察し、理解するための実用的な手引書であるとともに、現在私たちが目にする自然景観に点在する“鍵”を読み解き、解釈するうえで必携のハンドブック。ポケットに収まるコンパクトサイズながら充実した内容で、自然の真の姿を明らかにする貴重な一冊である。
目次
第1章 ランドスケープを理解する(地球;さまざまな作用)
第2章 ランドスケープを読み解く(高地のランドスケープ;低地のランドスケープ;海岸のランドスケープ ほか)
第3章 地図からランドスケープを読む(地図の種類;ナビゲーション)
著者等紹介
ヤーハム,ロバート[ヤーハム,ロバート][Yarham,Robert]
作家、編集者。おもに野生生物、自然保護、英国の地形と歴史をテーマにした記事および書籍の執筆を行うとともに、雑誌『Beautiful Britain』の編集者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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matsu
7
タモリさんへの道第2弾。気軽に読めておしゃれな割には内容が濃い。絶景写真と、その成因についてイラストで解説してくれる。主にマクロ地形を取り上げている。写真に日本の風景はないが、成因そのものはユニバーサルなので、日本でも見られる地形は多い。たとえば阿賀野川の河道は過去大きく変化したことにより、三日月湖が残っていたり、地続きだったエリアを河道が割ったために新潟市の飛び地が対岸に残っていたりする。水の浸食力がよくわかる。とても勉強になった。2016/09/24
壱萬参仟縁
6
正方形に近い縦長の本。このサイズは初めてである。オールカラーのため、面白い地形に関心が湧いてくる。30ページの岩石の侵食されたのは面白い。なんとなく、ルーブル美術館のサモトラケのニケのような感じであった。米国ワイオミング州のDevils Towerという岩頸(66頁)。これもユニーク。左ページが写真、右がスケッチによる解説。スケッチもまた、色鉛筆風でいいタッチ。地球の物理はとても神秘的な地形を編み出す。そんなことを読了すると思わされる一冊。巻末にツールも紹介されているので、フィールドワークしたくなるかも。2013/06/26
ひろつそ
1
分かりやすい絵で色々な地形のでき方が載っている。何気なく見ている地形も万年単位で造られたんだな。氷河すごいわ。2013/11/28
M2
1
これ欲しいと思える本!! 地形に関して詳しく解説されていて あそこってそうなんだと知ることが出来る。
未読太郎
0
理科第二分野とか地理の資料でみたことのある模式図集。欧州の例だけ絞られていて口惜しい(洋書だからあたりまえ)。子どもの頃は図鑑や資料集でこの手のイラストを見るのがたまらなく好きだった。今はあまりトキメかない。色々知りすぎてしまったと、考えちゃうからかな。2015/01/12
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