内容説明
類い稀な多様性を生み出す、気候、テロワール、そして生産者たちの感性。カリフォルニアのワイン生産者たちは、伝統やさまざまな規制に縛られることなく、自由な発想で多様な葡萄品種を栽培し、自らの感性に忠実にワインを醸造し、世界最高水準の極上ワインを数多く生み出してきた。数々の賞に輝くワインライターが、ナパやソノマ、ノース・コーストとセントラル・コースト、さらにその先と、変化に富んだ大地で活躍する個性豊かな生産者たちの素顔を描きだす。
目次
序説(気候―太陽と霧が生み出すワイン;歴史と市場―伝道から壮大な野心へ;ワイン文化―ワイン民主主義;法律と規制―カリフォルニア・ワインの定義 ほか)
最上のつくり手と彼らのワイン(メンドシーノ;ナパ・ヴァレー;ソノマ;シエラ・フットヒルズ ほか)
ワインを味わう(ヴィンテージ―2009~1990;上位10傑×10一覧表―極上ワイン100選)
著者等紹介
ブルック,スティーヴン[ブルック,スティーヴン][Brook,Stephen]
カリフォルニア・ワインについて『デキャンタ』誌と『ザ・ワールド・オブ・ファインワイン』誌に定期的に寄稿。ワインに関する15冊の著書がある。国際的なワイン鑑定家として定評がある
情野博之[セイノヒロユキ]
1965年神奈川県生まれ。日本ソムリエ協会関東支部役員。有楽町フランス料理「アピシウス」シェフソムリエ。第6回ポメリースカラシップ優勝、第3回全日本最優秀ソムリエコンクール第3位。「自由ケ丘ワインスクール」主任講師やホテルオークラ・ワインアカデミー客員講師を務める
乙須敏紀[オトストシノリ]
九州大学文学部哲学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。