内容説明
テキスタイルにおける装飾模様を鑑賞する芸術的かつ実践的な入門書であると同時に、豊富な図版からテーマやモチーフを探求して布地模様の用途を知る手引書。古代から現代のデザインにおける模様の特徴やモチーフの探求。モチーフや様式から模様を特定しやすいテーマ別の構成。わかりやすい解説文とカラー図版580点収録。
目次
模様の働き
自然界
植物
動物
図案化したデザイン
幾何学模様
抽象的なデザイン
物品のデザイン
格子柄と縞模様
人物画
対話型のデザイン
著者等紹介
エドワーズ,クライブ[エドワーズ,クライブ][Edwards,Clive]
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートと、ヴィクトリア&アルバート美術館でデザインの歴史を学び、ラフバラ大学の芸術&デザインの歴史学科で教授を務める。著書には家具用布地の研究書があり、家具、インテリア、建築、家庭用家具に関する定期刊行物へも多数寄稿している
桑平幸子[クワヒラサチコ]
京都女子大学短期大学部文科英語専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こらげ衛生兵
1
図書館にて。2012/11/10
しまめじ
0
テキスタイルの歴史みたいなまとめ本ですが、あきらかに西洋と東洋でモチーフの扱いが違うものが合ったり、そうでもないものがあったりして面白い。やはり西洋は動物モチーフや宗教モチーフが多く採られていて、東洋は自然物や水、植物モチーフが多めな感じです。驚くほどよく似ているものもあったりして、眺めているだけでイメージが湧きそうです。印刷がとにかく綺麗で、少し小さめの本ですがボリュームたっぷり。説明文も面白い。2013/06/19
ナナオ
0
日本や海外のテキスタイルの紹介。実物を見ると開く前からなんとな~く察せられると思いますが、内容は広く浅くです。2012/07/14