内容説明
屋根は建物の5番目の外皮を形成し、建築の個性を定義づける。その主な機能は、ある時は日光と風に対する防護をもたらし、ある時は雨水を導き、集め、貯留することである。本書はこうした屋根の機能を中心に、屋根の種類、屋根葺き材、天窓などの補助エレメントについて、最新の研究成果を集大成し、紹介するものである。すでに世界的に認められている建築家と新進気鋭の建築家、いずれ劣らぬ周到に考え抜かれた多種多様な屋根を、鮮明な写真、立・断面図、構造詳細図により紹介します。
目次
屋根の種類
勾配屋根
曲面屋根
陸屋根
ルーフ・ファサード一体型システム
実験的屋根
補助エレメント
屋根葺き材
著者等紹介
モスタエディ,アリアン[モスタエディ,アリアン][Mostaedi,Arian]
著書多数、代表作に“The American House today”。カリフォルニアにある学校でヨーロッパ建築のワークショップを開く等、多様なキャリアを持つ。現在カリフォルニア在住
チュエカ,ピラー[チュエカ,ピラー][Chueca,Pilar]
経験豊富な建築家であり「Architecture in Detailシリーズ(LINKSINTERNATIONAL/2004)」の編集・監修者。このシリーズでは実用的かつ彫刻的な要素を持つ、階段について研究し成功を修めた。現在スペインのバルセロナの歴史の古いグラシア近郊に在住。様々な出版物のコンサルタントとして活躍している
乙須敏紀[オトストシノリ]
九州大学文学部哲学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 八千枚護摩供