内容説明
タイマッサージ(別名タイ・ヨーガマッサージ)は、タイ伝統的医学の重要な構成要素です。およそ2,000年前、仏陀の時代のインドに起源をもち、ヨーガと仏教徒の精神修行というインドの伝統に根ざしています。タイマッサージは、「セン」と呼ばれるエネルギー経路に働きかけるという考え方に基づいて、穏やかなヨーガのストレッチと指圧のテクニックを組み合わせたものです。本書はまず、この伝統技術の概要、起源、目的に始まり、次に、心と体のウォーミング・アップや最も良い基本姿勢、必要な衣服や用具にいたるまでの、最初の一歩を説明します。全身トリートメントを段階ごとにていねいに紹介。各部分を別々に行いますので、初心者は行いたい部分だけを選ぶことができます。エッセンシャルオイルの使用や瞑想法などの話題も取り上げ、また、タイマッサージに関連して、やって良いことといけないことを、チェックリストによってすべて明らかにしています。技術の向上のための手軽な練習法も収録されています。
目次
タイマッサージとは?
体と心の準備をする
全身マッサージ(始める前に;足(足首から下)
脚(足首より上)
腹部
胸部 ほか)
マッサージの後に(マッサージ後の手順;リラクゼーションのテクニック;ヨーガでエネルギーのバランスを回復する;動きながら行う瞑想―気功)
著者等紹介
スミス,ニッキー[スミス,ニッキー][Smith,Nicky]
北部式タイマッサージの指導者として、ヨーロッパとタイで高い評価を得る。国際古式タイマッサージ協会(International Society of Traditional Thai Massage)の認定を受けている。タイマッサージを代表するふたりの人物、アソカナンダとPiched boothummeから広く指導を受け、10年間におよぶ多彩なヨーガの経験と、さまざまなマッサージテクニックの集大成から、独自の方法を発展。その指導は真に体と心の声を聞き、それに答える方法を生徒たちに示すことにより、より優れた自己内識と自己洞察に達し、健康と幸福の感覚を高めることに重点を置いている。ロンドンとリンカーンシャーを中心に活動
阿部順子[アベジュンコ]
千葉大学薬学部卒業。製薬会社勤務を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。