内容説明
現代建築家を繰り返し夢中にしているものの1つである窓は世界中の建築家たちを魅了し続ける。単なる採光と換気のための開口部をはるかに超えた存在である窓は、技術的に極めて洗練され、立体芸術としても非常に創意に富んだクリエイティブデザインのいくつかの実例を生み出した。本書では、リチャードロジャース、フランクゲーリー、坂茂、伊東豊雄をはじめとする世界をリードする建築家の優れたプロジェクトから40を超える実例を検討する。すべての実例は写真や図面と共に解説され、魅力あふれる建築要素である窓に関する興味深い考察が行われている。
目次
窓の歴史
境界を曖昧にする窓
景観をフレーミングする窓
色彩と幻想
公共施設における表現
新たな課題
著者等紹介
ベイリー,アマンダ[ベイリー,アマンダ][Baillieu,Amanda]
RIBA Journal誌の編集者。Independent紙とObserver紙のレギュラー寄稿者であり、Domusおよび英国の様々な出版物でも執筆している。2000年のRIBA Stirling Prizeの審査員を務める
越智由香[オチユカ]
1987年大阪外国語大学イスパニア語学科卒業
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