内容説明
スイスのワイン、それは霊峰と豊かな川の流れと湖が織りなす壮大な自然に育まれた豊穣なる恵み。その恵みは、昔から芸術家をはじめとし多くの人々の心をとらえてきた。長い長い道のりを歩んできた氷河ワインをはじめ、美しい城やぶどう畑に秘められた壮絶な歴史の断片、スイスの文化を彩る料理、旅の醍醐味など誰も知らなかったスイスの一面が、グラスから沸き出る泉のようなワインを通じて今紐解かれる。
目次
１章 美味しいワインの話
２章 一度は訪れてみたいスイスワインの故郷
３章 ワインを深めるためのとっておきの話
４章 スイスワインに学ぶ生活のエスプリ
５章 文化を彩る料理とワイン
６章 ぶどう作りの人々が生んだ歴史的祭典
７章 古城めぐりと旅の楽しみ
８章 氷河が育む幻のワイン
９章 スイスワインを愛する人々
著者等紹介
井上貴子［イノウエタカコ］
昭和３３年生まれ。昭和５６年大阪樟蔭女子大学学芸学部英米文学科卒業。スイスワイン研究家。スイス各地でワインを通じて集めた歴史、文化、観光の情報を雑誌、講演等で日本に紹介。２０００年にスイスの利き酒コンクール「第５９回コンクールジョン・ルイ」にて日本人初の受賞
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