内容説明
本書は、キリストのからだにとって「交わり」がどのような意味を持つかということに関して、より深く理解出来るための新たな足掛かりとして、全聖公会に提供されるものである。殊に、本書は全聖公会が、自らの共同的な生活や個人としての生活を秩序づけるために現実的に応答しうる方法を提案しようと努めた結果なのである。
目次
序 本委員会の起源と任務
第1章 背景
第2章 神の恵みに満ちた賜物の神学―三位一体の交わりと教会
第3章 全聖公会に属するということ
第4章 交わりのレヴェル―地域主体性と相互依存
第5章 コイノニア―生み出されてきた諸機関の目的と諸原則
第6章 聖公会の世界規模の機関―構造と過程
補遺(一九八八年ランベス会議決議一八『アングリカン・コミュニオン・自己同一性と権威』;アングリカン・コングレス)