感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さるたん
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2007年、患者さんの意見をもっと取り入れ、インフォームドコンセントをしっかり、と定着し、病院が相当な変化をしている頃に書かれた本。 医師のコミュニケーションの重要性を説くのみならず、患者ももっと変わるべきなのではないか?と提言している点は、まちがいなく現在にも応用できると思います。 (第2章は「誰も患者を叱らない」ですから) 人は他者からのまなざしによって自己を理解する、と言いますが、お互いのまなざしを伝え合い、受け止めるところからが、気持ちの良い関係性のスタートですね。2021/04/21