内容説明
こんな関係がズルズルと続いてしまったのは、僕がウソツキだからだ、と思う―。努は、そうかたくなに思い込んでいた。そして、嫌われたくないから、本当のことは言わない―とも。必死だからこそ、臆病になってしまう少年の恋を描いた表題作「土曜日のウソツキ」をはじめ、「ドン・キホーテ、走る」など全4編を収録。一筋縄ではいかない恋に、真正面からぶつかっていく少年たちの、甘口&幸口のラブ・ストーリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
9
4つの短編集。大好きな「ピンスポット」シリーズの脇カプ井坂と直幹の馴れ初め話を読みたくてこの本探したようなもの。強姦から始まるも本編の頃はラブラブ…井坂のピンチを直幹が救ったのね。直幹も然り。その一編だけ読みたかったのでとりあえず登録→追々他3編も読むつもり。2015/12/11
ももちゃん
4
短編集。4本。どれも好きだー! ドン・キホーテが好きかな。安心の年下攻め(*^^*)♡ 4本目がピンスポットに収録されてたカップルの出会い編。2021/06/12
でんか
2
蔵書整理につき再読中。短編集なんだが、最後に入ってるラスト・エンジェルが一等好き。専門学校の先生と役者のカップルなのだが、その後のふたりのラブラブぶりは別の本なのだ…どこに行ったっけ?2017/10/03
かにゃめ
0
高校生モノ3篇+ピンスポットシリーズ隼人×直幹の馴初め編の計4篇からなる短編集。表題作と隼人×直幹 以外はキス止まり。初々しいなぁ。3こめの鉄壁の側近2人をものともせず真直ぐ受けに気持ちをぶつけていく攻めが好きだ。2015/05/29
ゆうな
0
実家にまだあるか、ないか微妙な感じ。確か恋人が甘いものが大嫌いで自分は大好きなのにそれがいえないという。セックスしたあとはどうしても甘いものが食べたくて友達に頼んで遠い街までケーキを食べにいくとか、そんな話だった記憶。ああ、もっかいよみたいなあ。2012/03/10