内容説明
一日の自由時間一時間の中から書きためたものを今回は本にしてみた。気負いもなく、ただ日々の僅かな自由時間に淡々と書いてきたものの中から六十一編を選び出してみた。1章は、日常生活の中から思いつくまま、気のむくままに書いたものである。日常生活で普遍的に存在するものから僕自身が特別に体験したことまで千差万別である。2章は、僕の仕事の中心をなす歯科医療に関する内容である。日常臨床での診たこと感じたことを書いているが、それと同時に歯科大学勤務時代のことや、二十数年間、歯科大学並びに歯科衛生士専門学校を通じて、学生たちと接してきた時の講義の余談として話してきたことも掲載してみた。
目次
1章 知命からの出発(さよなら、昭和時代;シンビジューム;恐怖政治 ほか)
2章 冠の破れ(禁煙;画風;咬耗症 ほか)