内容説明
日本画、水墨画家である著者は、三十年間の永きにわたり、基本となるデッサンを著名な彫刻家のもとで厳しい特訓を受く。多くの研鑽を積み最終的に到達した世界は、墨の世界と人体の線質の美に魅了され、裸婦画に画の本質を見出し、古葉独自の世界を構築した。
目次
休み時間に
想いにふける
ある日仕事場で
裸婦ポーズ1
後ろ姿1
後ろ姿2
前を向いて
うなだれる
裸婦二人
立ち姿〔ほか〕
著者等紹介
藤沢古葉[フジサワコヨウ]
1931年東京に生まれる。1954年早稲田大学文学部フランス文学科卒業。河口楽土・月岡栄貴(日本画)・小坂圭二(彫刻・デザイン)に師事。1970年社団法人日本南画院展第6回展から第40回展まで出品。1973年日本自由画壇展第1回展出品、以後現在まで連続出品。受賞:文部科学大臣賞・都知事賞・他受賞。1985年日本美術院出品、以後1990年まで出品。1996年JALシニアアカデミー(現在JPアカデミー)講師。会津八一記念館収蔵(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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