内容説明
信州に生まれ育った著者の画業三十年の集大成画集である。信州画系の大御所・鳳葉画伯の流れである石原葉昌師の直系として、水墨画の伝統と画技を継承し独自の画風を築いた。墨一色にこだわり、墨の濃淡、かすれ、滲みのみで自然の五彩を表現し、信州の風景美を描き続けている。時には、世界の奇峰、中国黄山やアンコール遺跡、ネパールなどにも旅して研鑽を重ねた。傘寿を記念して岳葉自選代表画集を世に送る。
目次
山水・風景―信州の山河を中心に(信州の風景;国内の風景)
アジアの風景―中国・カンボジア・タイ・ネパール・インド・インドネシア(黄山;群峰雲烟;群峰黄山 ほか)
花鳥―生命輝く(袖之山の枝垂桜;泉平の神代桜;著書『生きる』挿絵 ほか)
著者等紹介
大日方岳葉[オビナタガクヨウ]
1932(昭和7)年生。本名=万藏。旧雅号=岳峰。長野県出身。師=松沢葉月、石原葉昌。全国水墨画美術協会評議員、信州水墨画会会長、長野県水墨画協会理事、美術団体日宝会委員。出品展=全日本水墨画秀作展(環境大臣賞、京都市長賞他)、全国水墨画展、総合水墨画展(準大賞、毎日新聞社賞、信濃毎日新聞社賞、審査員奨励賞4回他)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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