内容説明
短かった二十六歳の生涯に残された不朽の詩・歌。その余韻は、没後一〇〇年を迎えて、新たな響きを奏で始めた。『一握の砂』を詠った浜辺はどこか。放浪の人生を支えたものは夫婦愛か。その秘密を、日記や書簡を含めて解明している。異色の書き下ろし。
目次
ふるさとの山河
波瀾の青春
北国での憂愁
一握の砂
晩年の心境
没後一〇〇年の余韻
著者等紹介
岡田喜秋[オカダキシュウ]
1926年東京生まれ。旧制松本高校を経て、東北大学卒。日本交通公社(JTB)に入り、1959年から12年間、雑誌『旅』の編集長。1983年から18年間、横浜商科大学教授。紀行文学者兼エッセイスト。紀行文学賞(1948年)、交通図書賞(1999年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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