目次
第1章 武蔵水墨画の特徴(水墨画を描き始めた時期;水墨画を誰に習ったか;武蔵水墨画の特徴;武蔵水墨画の評価)
第2章 武蔵の水墨画(山水画;花鳥画;禅画(人物画)
書
印章・落款)
第3章 人間・武蔵の足跡(宮本武蔵の略歴;武蔵の師と心友)
著者等紹介
金沢弘[カナザワヒロシ]
1935年大阪市生まれ。1961年慶応義塾大学大学院卒。1961年~95年京都国立博物館学芸課長歴任。1995年京都造形芸術大学芸術学科教授(現在に至る)
豊島宗七[トヨシマソウシチ]
1934年愛知県生れ。1954年東京外国語大学中退。1955年以来編集生活30年。1987年秀作社グループ代表(出版・カルチャー・画廊)。1988年全国水墨画美術協会創設、会長(現在に至る)
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感想・レビュー
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蘇芳
2
省略された対象、飾りをそぎ落とした筆跡、翡翠で有名な武蔵の水墨画ですが文句無しに上手い。こう描くには卓上では近づけないだろな。2014/03/08
愛理ちゃん88
1
この本から得たもの。武蔵の絵は長谷川等伯の影響があるのではないか。晩年の武蔵は細川忠興の子の忠利(千姫の夫)の理解を得て、熊本に落ち着いた。2013/12/31
風斗碧
0
禅画といえば円相、と思っていたのだが、武蔵って丸描いていないのかしらん。見たかった。布袋図はどれも、殺伐とした印象の武蔵に似合わずどれも幸せそうで、穏やかな印象の所が良い。鳥の図が多いのは、亡くなった人への追悼の意に思う。解説は、武蔵に限っていえば、画家である必要がない。もう少し剣か、禅の専門家による解説が欲しいと思った。2016/05/07
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