そうえんしゃ日本のえほん
まるかいてピョン

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  • サイズ B5判/ページ数 48p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882645542
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

コン、コン。げんかんのドアをたたく音がしました。ドアをあけると、そこには、ウサギのおんなの子が立っていました。「たいせつノート」いなばピョンとかいたノートをもっています。

著者等紹介

舟崎克彦[フナザキヨシヒコ]
東京に生まれる。学習院大学卒業。『ぽっぺん先生の日曜日』に始まる「ぽっぺん先生物語」シリーズを刊行し、シリーズは路傍の石文学賞、『ぽっぺん先生と帰らずの沼』では赤い鳥文学賞を受賞する。また、『雨の動物園』で国際アンデルセン賞優良作品賞、絵本の『悪魔のりんご』(宇野亜喜良・絵)で第13回日本絵本賞を受賞する。白百合女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

49
締め切りに追われてネタが出せず、ウンウン唸っている童話作家のオジサンの元に、若いウサギの女の子が原稿を持って押しかけてくるお話。最初は「丸を描いてお弁当を食べた」だけの、お話にもならないお話だったのが、オジサンのアドバイスでだんだんと磨きがかかってくる。ウサギの子の修正の速さが面白くて、童話作家が「やれやれ、追い返したわい」と一息つくと、すぐさま修正原稿を持ってくるというスピード感。そこが笑えるところでもあり、娘もいたく気に入ったところでもある。肝心のお弁当話は、可もなく不可もなくといったところ。2019/02/11

杏子

22
2015年読書感想画コンクール指定図書中学年向け。童話作家とうさぎのピョンとのやりとりが微笑ましい。作品が書けなくて、難儀していた作家、舟崎先生?が、うさぎのピョンの書いてきたものに対して、ダメ出し(アドバイス)していくうちに、自分もスランプから脱するような話。その過程がとても楽しい。2015/05/28

たまきら

18
なんだか内輪ウケな内容なんですが、締切にうんうんうなってるなっさけないおじさんの姿はおかしかったみたい。猛烈な勢いでPC執筆するじいじを見ているからねえ。2017/11/16

anne@灯れ松明の火

16
遠い方の追悼コーナーで。面白かった! 作者自身が主役♪ 絵本作家の舟崎先生がスランプに苦しむところから話が始まる。こんな絵本、初めて(笑) でも、童話づくりのイロハも一緒に教えてもらって、得した気分♪ ①タイトルをつける②主役をはっきりさせる③いろんな仲間を出してにぎやかに④ページが変わるごとに、新しい出来事を起こす⑤ハラハラドキドキ、ビックリするようなこと⑥思いがけない終わり方2015/12/17

遠い日

9
作家なら誰しも、書けなくてこんな気持ちになることがあるのでしょう。うさぎのピョンに引っぱられるように、共作(?)で書いたお話。実際に、お話がどんどん変化していくようすが、おもしろい。おしゃまなピョンが童話作家になる夢が、今とりあえず叶った次第。2014/11/13

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