内容説明
かわいいまっかなみをつけるカラスウリ。なつのよる、まっしろいレースみたいなはなをさかせる。とてもきれいなこのはなには、おもしろいひみつがあるんだって!
著者等紹介
藤丸篤夫[フジマルアツオ]
1953年東京都生まれ。育英高等専門学校グラフィック工学科卒業。昆虫写真家として活躍中
有沢重雄[アリサワシゲオ]
1953年高知県生まれ。自然科学分野のライター・編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なおみ
14
こんな美しい花を咲かせる植物なんだな。つぼみしか見たことがなかった。夜しか咲かないカラスウリと夜活動するスズメガの仲間たちの共進化。こっそり覗いてみたい。2022/06/28
ももたろう
12
秋、木につるを巻きつけたオレンジ色の実を見たことはあるけれど、その花を見たことは一度もない。夏の夜、純白の星のような5つの花弁をひっそりと広げ、さらにその花びらの先には細い糸状のものをひらひらさせてドレスアップ。甘い花の香りに誘われやって来るエビガラスズメ(スズメガの仲間)はまるでモスラ。カラスウリの種はETの顔に似ている。緑や赤の実で作るハロウィンの飾りやリースはおしゃれで手軽に作れそう♪2021/12/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
教育出版国語 2年生 【令和2年度教科書掲載本】2021/05/23
スターライト
6
夜、白い花を咲かせるカラスウリ。その生態を色鮮やかな写真とともに紹介した絵本。名前にカラスの文字はあっても烏とは関係なく、同じ仲間のスズメウリより大きいからその名がついているらしい。小さなものをスズメ、大きいものをカラスというとのこと。たしかに実も花も大きさは全然違う。スイカなどと同じウリの仲間らしいが、カラスウリが食べられるのかは書かれていなかった。最後には、カラスウリの実を使って作る人形の作り方もあって、楽しい。ハロウィンの時期にはぴったりだと思う。2017/09/15
牛乳🐮
4
カラスウリの工作やってみたい! ハロウィンにぴったりの工作が紹介されています。2021/10/01