内容説明
たった6日間だけど、あたしはその子といっしょにいた。その子は、千年前の時代からやってきた同い年の少年陰陽師。
著者等紹介
佐竹美保[サタケミホ]
1957年、富山県に生まれる。おもに児童書の装画・挿絵で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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喪中の雨巫女。
11
《私‐図書館》陰陽師って言葉にひかれる。平安時代から来たショウマが、幸せなのか、現代を生きるマキが、幸せか。悩む( ̄〜 ̄;)2011/09/08
頼ちゃん
7
ショウマが意外に簡単に元に戻ってしまってびっくり。あっさりしすぎ感もあるが、主題はおさえているし、あまり本を読まない子にはちょうどいいのかも。ふくらまそうと思えばいくらでも出来そうな感じ。2021/04/04
魚の骨
1
そもそも千年前から飛んできたショウマと現代日本を生きるマキでは使っている日本語も違うんじゃないか・・・とか思わず突っ込んでしまったけども、児童書なのでスルーすべきところなんでしょうね^^; マキちゃんが少し成長できたようでよかったです。2011/10/04
You
0
■図児端シリーズ 3■大雑把…。1000年の時を超えた時空ファンタジーとか、本来174ページじゃなかなか収まらない題材だと思う。テーマは他者との繋がりではあるものの、メイン燃料は文明の利器への皮肉。プロットも展開もキャラ設定も心情描写も実におおざっぱ。冒頭のヒナさんの猿まわしぶりには苦笑。1000年という時空を離れた師匠とショウマの絆、離婚し物理的に少し離れた両親とマキの繋がり、物理的時間的にごく近くにいても同居息子家族と繋がりの感じられないヒナさんの孤独、そんなところの対比はよくできていると思いました。2015/05/01
そら@真面目にダイエット中
0
簡単に読み終わるけど、じっくり考えると大切なこともちらほらと垣間見えてきます。 読み始めると、ショウマがどうなっていくのか、マキはどうしていくのかが気になって一気に読んでしまいました。2012/04/05