内容説明
よこちょうのじんべえさん、上野の山へおはなみです。ところが、かんじんのさくらはすっかりちって、えだにはさくらんぼうがぶらさがっているばかり。そこでじんべえさん、さくらんぼうをぱくぱくぱくっと、むやみやたらにほおばりました。すると、さあたいへん…。
著者等紹介
舟崎克彦[フナザキヨシヒコ]
1945年、東京都に生まれる。学習院大学卒業。「ぽっぺん先生」シリーズ(筑摩書房、岩波少年文庫)で赤い鳥文学賞、路傍の石文学賞、『雨の動物園』(偕成社、岩波少年文庫)で国際アンデルセン賞優良作品賞、『かぜひきたまご』(杉浦範茂・絵、講談社)でサンケイ児童出版文化賞を受賞
林恭三[ハヤシキョウゾウ]
1939年、愛知県に生まれる。名古屋市立工芸高等学校卒業。雑誌、広告、絵本のイラストレーターとして活躍。クレイイラストレーションをイラストレーション界に普及させる。日宣美奨励賞、日経広告賞、ジャパングラフィック77展銀賞など、受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あおい
15
独特の色使いと絵の迫力がすごい。次から次へと大変な事が起こって気の毒だわー。そしてラスト…ビックリ!2017/01/26
tkkr
8
独特のユーモラスな絵が気になり図書館にてパラパラと。おやっ?これはまさかブラックジョークなのか!?不条理なラストが衝撃。元になっている落語があるとのことで、そちらも気になる。2017/08/24
みー
6
「頭に柿の木」と似たようなお話。こちらは桜で始まるので、春かな~。内容も絵もインパクト大!!ただ、頭に柿の木は最後まで楽しめる内容に対して・・こちらの最後、衝撃すぎた!!春って、日本だと「めでたい」イメージがある中・・いいのかな?読み聞かせで使っても??と・・思ってしまう程、シュールなエンディング・・でも・・そんな内容を絵が軽くしているのかな?もとは落語。これは、落語家さんの語りで聞いた方が楽しめるような気がした・・。どうも文字を追っちゃうと、このラスト・・本当に衝撃的で・・(汗)2017/01/11
はなちゃん
5
読み聞かせ用。落語の語りのリズムが読みやすく、読み聞かせにはぴったり。奇想天外なストーリーも楽しかったです。4年生の教室でしたが、最後のオチには若干引いた・・・かな。2015/01/25
☆ acco ☆
5
こわくて、きのどくで、たのしかった。2014/09/02