内容説明
父子家庭の子どもが母への想いをつづるだれもが心を洗われる、愛の絵本。
著者等紹介
ひぐちともこ[ヒグチトモコ]
大阪府豊中市に生まれる。商社勤務を経て、現在イラストレーター。西宮市大谷美術館絵本原画コンクール入賞後、絵の仕事をするようになる。グループ展に参加している。1979年関西美術文化展デザイン部門・大阪市長賞、大阪イラストレーション展・大賞、印刷美術イラストコンペ展・優秀賞。1980年西宮市大谷美術館絵本原画コンクール・神戸新聞社賞、講談社童画展・奨励賞。1999年星の都絵本大賞・入賞。2001年大阪府男女共同参画絵本展・大阪府知事賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふう
74
大人は悲しくて下を向いてしまうけど、子どもはこんなに素直に未来を見つめるんですね。その素直さに胸が詰まります。わたしも何光年か前の星に行けたらと、星を見て祈ります。星の光にはたくさんの願いがこめられているんですね。 ☆読友さんの紹介で知った本です。ありがとう☆2019/04/23
佳音
70
この本を、ミキの昴生さんに読み聞かせしてほしいわ。江戸っ子σ(・_・)はムリ。ヤバい。泣いた。お母さんの顔が素敵。お父ちゃんも家族みんな。私は、15こうねんくらいの星にいきたいわ。2019/04/06
アクビちゃん@新潮部😻
44
【図書館】とうちゃんと、弟のしんちゃんと宿題の星の観察をしに行って、星の輝きが地球に届くまで、1万光年離れていたら1年後だという宇宙をテーマにした壮大な話しだと思っていたら、裏表紙を読んで隠されていた真実発見❢ 裏表紙なければ、気づかなかったし、これを読み取るのは小学生高学年にならないと難しそう。子どもには、前だけを見て進んで欲しいので、4年前に戻りたい〜と思うのが切ないよ。2018/07/22
鱒子
44
図書館本。泣いた。・゚・(>д<)・゚・。4光年の理由を知って泣きました。ネタバレしたくないので、詳しく書けませんが、素晴らしく良い絵本でした!!2017/07/27
詩 音像(utaotozo)
39
既読のはずだが、読メをはじめる前だったのか登録していなかった。センスオブワンダーと家族愛が高度に結びついて、話の展開も見事で無駄がなく、大袈裟に言えばグレッグ・イーガン的着地の奇跡の絵本。分かっていながら、タイトルの意味が分かるクライマックスで感涙に咽ぶ。惜しむらくは唯一、ティラノサウルスが「40光年離れた星から地球の恐竜図鑑を見たような」尾を下に垂らした三点支持の立ち姿なのは残念! 昔の本なのかと思ったが、2005年発行。まさに「画竜点睛を欠く」の図w この感動に比べれば些細な事ではあるが。2014/10/08
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