内容説明
あかちゃんおうさまは、うまれてすぐにおうさま。みんながな～んでもやってくれます。あかちゃんおうさまは、それが「あたりまえだ！」と、いつもいばっていました。ところが、アレレ…？まわりのひとたちが、ひとりずついなくなってしまうのです。あかちゃんおうさまはどうなっちゃうの！？あかちゃんおうさまのめから、ポロポロポロポロとなみだがでてきて…。
著者等紹介
のぶみ［ノブミ］
絵本作家。１９７８年４月４日生まれ。５００冊以上の発表作がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko＠鬼畜ヴィタリにゃん💗
55
生まれたその日から王様になった赤ちゃんは、周りの人達が何でもかんでも世話を焼いてくれるのが当たり前だと思っていたが、成長するにつれ、どんどんお世話係さんがいなくなってしまった。そしてとうとうお城から出て独立することになるが、何をどうしてよいのやら。。。そこで「労働」というものをすることにした結果、みんなに愛され、天の国に旅立つ時はみんながお世話をしてくれたが、もう「それが当たり前」だとは思わなかった。とても良いお話でした😊2025/06/21
Naomi
16
いいお話だなぁとは思うのですが、いくつか引っかかるところがあったので、子どもへの読み聞かせに使うのはやめました。「トイレのお世話をしてくれる人」より先に、「ほめてくれる人」がいなくなってしまったことや、「がんばって、がんばって、はたらきました。（しごとをつづけて）」という表現が、しっくりきませんでした。「がんばって働いている大人」への方が向いている絵本なのかもしれません。2014/09/10
emi*
13
今朝の、てれび絵本より。絵だけみていると、メルヘンなお話かと思いきや、中味は人生について、のようで深かった。声は、坂口良子さん。2013/07/10
黒豆
5
「てれび絵本」にて。坂口良子さんの語り口が…あかちゃんおうさまをいつも囲む“厳しくも愛情深い人たち”・親になったあかちゃんおうさまの“厳しさと愛情”…深い愛情がちりばめられた絵本の世界をより素敵にしていた☆☆☆優しく温かいお母さんの声で。絵も…とても温かい。2013/07/10
あつこんぐ
5
今、某NHK で坂口良子さんが読まれていました。子供よりも大人が読んだほうがじーんとくるかも。この絵本欲しい。2012/03/08
