内容説明
それぞれに成長したローラやメアリー。そして、アルマンゾは?大草原でくらすインガルス一家の日々を描く。21世紀の現代に、新訳でおくる「大草原の小さな家」シリーズ第6巻。
著者等紹介
ワイルダー,ローラ・インガルス[ワイルダー,ローラインガルス][Wilder,Laura Ingalls]
1867年ウィスコンシン州生まれ。12歳のころ、インガルス一家はサウス・ダコタ州に移住。15歳で教員試験に合格し、16歳になると開拓小屋の学校で教える。18歳で結婚、農家の主婦の生活が始まり、翌年に長女ローズが生まれる。27歳の時に永住の地となるミズーリ州へ移り住み、少しずつ豊かな安定した生活を築く。1932年に、「大草原の小さな家」シリーズの第1冊目である『大きな森の小さな家』(Little House in the Big Woods)を出版。その後、「大草原の小さな家」シリーズは評価を得て、9冊の作品を残す。90歳で静かに息を引き取った
足沢良子[タルサワヨシコ]
翻訳家、作家。東京に生まれる
むかいながまさ[ムカイナガマサ]
1941年神奈川県鎌倉に生まれる。上智大学卒業後、出版社を経て、画家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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むつこ
18
私の中のお父さんの好感度がアップ。ローラは14歳、家族のため、メアリーの学費のために教師になることを決意。おしゃれにも目覚めますが恋にはまだ遠い。アルマンゾがお父さんと親しくなりローラに近づくものの鈍感、読んでいる私の方が赤面してしまった。住処が落ち着くと町が発展する慌ただしさの中にいても心穏やかに暮らせるのだなと感じた。どの本も主人公の目線で素直な文章と描写が愛される理由かな。2015/04/11
きのたん
3
シリーズ6とあるが、内容的には「長い冬」の方が先か?アルマンゾせっかく快活に現れてローラを誘って、「どちらかといえばお父さんの友人」と思われて不憫。23才と15才と思えば仕方ないか。そういえばシリーズのどこにもトイレに関する記述がないが、どうしていたのか。2019/06/05
佳蘋(よし)
0
名作