内容説明
南の小さな島に、赤アタビーと白アタビチャーというかえるたちが、なかよくくらしておったさ。ひまさえあれば、「かった、まけた、ケロケロ」と、すもうをとっていた。ところが、ある日、赤アタビーがいばりだしてから、島に、おそろしいことがつぎつぎ、おそいかかる…。
著者等紹介
かさはらこずえ[カサハラコズエ]
沖縄県に生まれる。宜野湾市で高校まで過ごす。祖母の戦争体験を通じて“命は宝”を知る。ウチナー口を使える世代。児童文学者の赤木由子さんに学ぶ。あめんぼの会同人。少年少女新聞に「みやげ」を発表。以来、精力的に沖縄を書いている。現在、盲学校寄宿舎指導員。足立区梅島に在住
みやざきこうへい[ミヤザキコウヘイ]
1948年、長崎県に生まれる。種々の職業を経て、フリーのイラストレーターとして活躍中。日本児童出版美術家連盟所属。現在は、茨城県新治郡に在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。