内容説明
ぼくは、“大きな家”で、毎日、おじいちゃんやおばあちゃんにかこまれ、たのしくくらしている。どうして、なぜって…！？それは、子どものころ知り合った人から、とってもふしぎなお話をきかせてもらったからなんだよ。きみたちは、どうおもう。
著者等紹介
そでやまたくや［ソデヤマタクヤ］
１９７２年愛知県名古屋市に生まれる。名古屋大学医療技術短期大学を経て、放送大学、仏教大学、近畿大学に学ぶ。現在、フィエスタ大久手（デイサービスセンター）でユニークな施設長を務める。「笑うことは素晴らしい。笑えば全てが前進する」と日々、高齢者の元気を引き出している。家庭では一男一女の父親。名古屋市熱田区在住
ふりやかよこ［フリヤカヨコ］
山口県に生まれる。大分県立芸術短期大学油絵科を卒業。日本児童出版美術家連盟に所属。絵本『ばあちゃんママの夏休み』（８５年度絵本にっぽん新人賞佳作入選）、『おばあちゃんのしまで』（けんぶち絵本の里・びばからす賞）。現在、東京都調布市に在住。八ヶ岳の山小屋と行き来し、自然と親しみ制作に励んでいる
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感想・レビュー
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nakanaka
64
主人公は介護施設で働く青年。ただ話の中心は彼が子供の頃に出会った老人の幼少期の話となっています。昭和初期の痴呆老人が今でいう介護施設のような小屋に預けられ、劣悪な環境で生活し人生の最後を迎えるという厳しい現実が描かれており衝撃的でした。良い作品を読めました。2019/02/11
