- ホーム
- > 和書
- > 法律
- > 民法
- > 物権法・財産法・債権法
内容説明
本書は、「公害」及び「不法行為」に関する論稿を収録したものである。公害に関する「公害と不法行為」、複数の者が関係している場合の「複数関与者と共同不法行為」、不動産登記に関連する「登記官の不法行為責任」、農作業事故を中心とした「農業災害と賠償責任」、そして「不法行為一般」の五部に分れている。
目次
1 公害と不法行為(公害―その法的救済制度の課題;差止請求の法的根拠としての環境権・人格権 ほか)
2 複数関与者と共同不法行為(因果関係論―不法行為法の新たな展開;運転者と運行供用者―責任競合の一考察 ほか)
3 登記官の不法行為責任(登記官の注意義務と不動産登記制度―最近の登記に関する国家賠償判決を中心として;登記官の注意義務邂怠と損害との因果関係―最近の登記に関する国家賠償判決を中心として)
4 農業災害と賠償責任(農業労働災害補償制度の課題;農作業事故と損害賠償理論 ほか)
5 不法行為一般(不作為不法行為序説;金融取引と取引型不法行為責任 ほか)