内容説明
高齢者の財産管理をサポートする弁護士のために、遺言実務と任意後見制度等を重要ツールとして位置づけて両者を合体し、それぞれを理論面と実務面から解説した。前半部分は遺言実務、後半は任意後見契約等の実務という二部構成で解説を試みた。初めて高齢者財産管理案件に関与する弁護士のため、直ちに実用書として活用できるよう文例、書式も豊富に盛り込んで構成している。
目次
総説(高齢者の財産管理のツール)
第1章 遺言の実務(遺言書作成の一般的な流れ;遺言書作成を受任する際の注意点;各種遺言の方式―遺言の種類の決定 ほか)
第2章 委任契約(死後事務委任契約;任意代理の委任契約)
第3章 任意後見制度(任意後見制度の概要と利用状況;任意後見契約の実務;任意後見制度の課題)